藍染のジャパンブルー | ふんどし(褌)を中心とした岩手の染物工房 藍染工房 ねこの染物屋

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藍染のジャパンブルー

「青は藍より出でて藍より青し」

藍の葉からとった青は、藍の葉そのものの色よりすぐれるという意味で、
弟子が師匠よりもすくれることに例えたことわざです。
藍色はジャパンブルーと呼ばれている色で、普通の青よりも深い色味で鮮やかな日本の青です。

 

明治時代、仕事着や浴衣、店先ののれんや風呂敷など、ありとあらゆるものが藍で染められ、日本は藍染の青い色で溢れていました。

藍染を専門とする染物屋を紺屋(こうや)と言い、全国の職人がたくさんの日用品を藍に染めていました。その日本の情景を海外から来た化学者が「ジャパンブルー」と称しました。

「怪談」の作者として知られるギリシャ出身の小泉八雲ことラフカディオ・ハーンはこの頃の日本の様子を「この国日本は神秘なブルーに満ちた国」と書き記しています。

 

なぜここまで日本で藍染が普及したのかというと、江戸時代に木綿の栽培が盛んになった為なのです。

木綿は汗を吸収して保温性があり、とても肌触りが良い天然繊維です。

実は木綿は染色性が良く、綺麗な藍色に染められるのです。

そして藍色は汗や汚れが目立たなく、さらに藍には生地を丈夫にする働きがあるので、作業着や野良着に最適です。


このように木綿は藍染との相性がとても良いのです。